私たちが最も大切にしているのは、形のないものです。クオリティの高いモノをつくるのは服のつくり手として当然のこと。テーラリングの伝統と時代性を日々追求し、ミリ単位のこだわりを一着に凝縮しています。しかし、それをLECTEURの看板にすることはありません。ただの服ではなく、自分だけの「スタイル」を手に入れる楽しさこそ、私たちがお伝えしたいことだからです。準備さえ整えば、モノは一瞬で手に入ります。しかし、スタイルを築くのは一朝一夕に叶うことではありません。そのかわり、自分だけのスタイルは流行を超えて、一生の輝きを放ち続けます。そんな唯一無二の価値をつくるコンシェルジュが、LECTEURのスタッフたちです。私たちのお客様ひとりひとりには、それぞれ決まった担当スタッフがいます。毎回のセッションはすべて記憶していますから、会うたびにお互いの理解が深まっていきます。そうしたコミュニケーションを重ねることで、ご自身のスタイルが自然と完成していくのです。

LECTEURの真骨頂、それは“人”にほかなりません。ファッション業界でキャリアを積んできたスタッフが在籍しております。オーダーの際には、まず大まかなイメージやご要望をお伝えください。「初めてのオーダーなんだけど……」「こんど重要なプレゼンがあるから……」「夏に快適なスーツが欲しくて……」、あるいは「僕に似合うスーツってどんなもの？」など、どんなことでもお気軽にどうぞ。手前共の知見と経験のもと、最適なご提案をさせていただきます。オーダーできるアイテムも多彩。タキシードなどのフォーマルウェア、近年需要が増えているパーティウェア、日常使いのビジネススーツ、さらにサファリシャツやショートパンツといったカジュアルウェアもお仕立ていただけます。また、ネクタイやポケットチーフなどもサロンに常備しているため、トータルコーディネートをお求めいただけるのも特徴。もちろん、担当がスタイリングのご提案もさせていただきます。スタッフの顔と心が見える、プレミアムなパーソナライズをお楽しみください。

LECTEURのスタッフたちが誇る最大の強みは、お客様ひとりひとりに捧げるエネルギーです。小規模プライベートサロンであるがゆえ、そして担当制というシステムともあいまって、各スタッフにとってはすべてのかたがVIP。ご案内の前には入念な準備を欠かさず、みなさまの満足度を最大にできるよう全力を尽くしています。その一例となるのが、制約を極力取り払うこと。たとえばLECTEURには、決まった営業時間がありません。お客様は担当と直接やりとりいただき、ご都合にあわせてオーダーを楽しんでいただけます。さらにもうひとつ、LECTEURチーム全員が共有する価値観があります。それは、いつも“楽しさ”を大切にすること。スタッフにとってはお客様のご期待に応えることが楽しさであり、お客様にとってはスタッフともにオンリーワンのスタイルを築くことが楽しさ。そして、お互いの美意識を共有し、ともに高めていくことの楽しさ。それらがLECTEURにとって最高のモチベーションとなるのです。