LCS Shirt

LC-10・LC-20に完全に合わせたシャツ企画

LC-10,LC-20を着こなす為のサポーターでもあるシャツの重要性は今までも認知しており、MTMの領域で商品化を実現するために、様々な取り組みをしてまいりました。課題を乗り越えて、今ようやく皆様にご紹介できる事を大変嬉しく思っております。

 

Armhole

LCモデルは両モデルともに''小さく高いアームホール''が特徴的です。それは、胸まわりと背中周りのドレープをドラマチックに見せるため。または、関連パーツのパターン設計と高い縫製技術との相互作用で生まれる可動域の広さ。または、胸下からスッと落ちていく裾周りの落ち着き。

こういった機能の根幹でもあるLCモデルのアームホールなのですが、同時に、シャツに対してある種の制限を設けることになります。例えば、アームホールがゆったりしたシャツは、必要以上に上着のそれと干渉します。時にジャケットの胸まわり、背中周りのシルエットを崩してしまう事にもなりかねません。

更には、ジャケットの可動域をシャツが打ち消してしまうこともあります。その為この企画では、アームホールのサイズとシェイプに拘って作り込みをしております。

 

Collar

LCモデルは、’’のぼり''と呼ばれる肩先から首元に伸びるスロープも比較的高く設定されています。これは男性らしい肩周りの演出にも一役買いますが、これもシャツにまたある種の制限を設けます。例えば、台襟が後ろ3.5cm、前が2.5cm程度の台襟の高さでは、シャツとジャケットの襟の線が一緒の高さになってしまいます。これはまた見栄えがよろしくありません。手前共では、これをLCモデル用に現実的なレベルの高さまで引き上げています。

 

Yoke

LECTEURのMTMシャツ(当企画)では肩ヨークの広さを通常のそれよりも大きく広げております。ヨーク下からのいせ込みを、更に腕の可動部分に近くするため、または、ジャケット(背中)へのシルエット露出を可能な限り防ぐための工夫です。(もちろんディテールオプションによって異なります)

 

Cuffs

カフスは少々長く設定しております。我々の商品はオーダーですので、手首の太さに合わせてお作りできます。RTWのようなスペースが過剰なカフではなく、適正なスペースのカフを提供できます。これによって美しい手元の演出が可能です。更に、カフを長く設定することでジャケット袖口から見える手元を美しく見せることができます。

Options

幅広い用途とコーディネートでご愛用頂ける工夫もしております。LCモデル専用設計ですが、幅広いシーンでもご利用頂けるオプションも専用設計しております。

 

実はジャケットとシャツのハーモニーは、イタリア料理の食前酒と食後酒のチョイスと同じくらい、大事な決まり事でもあります。様々考えるべき事を、LECTEURらしく詰め込んだオリジナルのシャツが今回の新しいMTMシャツになります。一番肌に近いメンズクラシックウェアは紛れもなくシャツであり、シルエットも着心地もサポートしてくれる縁の下の力持ち(名サポーター)です。スタッフ並びにお得意様にとっても、今改めてシャツのことを一緒に考える機会になれば幸いです。

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